創業1890年、醤油醸造業を前身に、麺づくり一筋70余年。現在は、瀬戸内海を望む麺工房にて製造を行っています。お好み焼き、ラーメン、つけ麺等の専門店や小売店への麺の提供が主なる事業です。
製造している麺は茹で麺、蒸し麺、生麺、冷凍麺そして半生麺と多種に及んでいます。麺製造へのこだわりある取り組みとして、当サイトで販売する「半生麺」は、何度も熟成、圧延を繰り返した生地を麺線にし竿に掛け、じっくり一昼夜冷風乾燥させてつくる熟成本格麺です。
現在は、なか川製麺業3代目、4代目、これからを引き継ぐ5代目の3代がそろい、美味しい麺づくりに力を合わせて邁進しています!
ミキサーでこねた後、小麦粉の細部に渡って水が均一に行き渡るように水和させます。
ミキサーで捏ねた後のものを帯状の麺生地にします。
巻き取った麺生地を乾かないようにビニールに包み、置いておきます。麺生地が熟成し、麺の旨味が引き出された弾力に富んだ滑らかな麺生地になります
三連式複合機で麺生地を徐々に薄くしていきます。なか川では、この工程を2度行い、より表面が滑らかで、コシの強い麺生地に仕上げています。
生地を麺線にカットした後、温度と湿度が一定に管理された恒温恒湿庫で一昼夜かけてじっくり冷風熟成乾燥させます。
出来上がった半生麺を袋詰め後、お客様の元へ出荷致します。スープも一緒に入れて、セット商品として販売しております。
おいしい麺をつくるには、設備も重要ですが、ゆっくり手間と時間をかけて作ることが重要です。
約30年前になりますが、製麺組合で「広島独自のラーメン」をつくりたい、お土産としても全国に広められる麺づくりをと志した事が始まりです。賞味期限が長くおいしい麺づくりに食品工業技術センターの協力を仰ぎ試行錯誤の末に2年を費やして半生麺を開発しました。
その後広島の「辛味だれのつけめん」ブーム、続いて「汁なし担々麺」ブームでは専門店も多くできました。
近年では現在も続く「広島レモン」ブームを背景に、なか川では独自の商品開発を続けてまいりました。ご家庭でも専門店の味が簡単にできる「広島ご当地」人気の4種類の商品をセットにしてお届け致します。
麺線を竿にかけてじっくり一昼夜冷風乾燥してつくる「熟成半生麺」と各種タレやスープをセットした、広島で人気のご当地麺4種類の詰め合わせです。「混ぜめん(汁なし担々麺)」「つけ麺(辛辛つけ麺)」「ラーメン(広島ラーメンと瀬戸内れもん塩ラーメン)」をそれぞれ美味しく召し上がっていただくために麺の仕上げを変えた3種類の麺を使っています。
「混ぜめん(汁なし担々麺)」はもっちりとした太麺で絡み易く、「つけ麺(辛辛つけ麺)」はつややかな中細麺でのど越し良く、「ラーメン(広島ラーメンと瀬戸内れもん塩ラーメン)」は歯ごたえある細麺に仕上げた半生熟成麺です。それぞれの麺の違いとおいしさをお楽しみ頂けます。